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見えざる手を求めますか、囚人のジレンマを求めますか

この本を読んで気になったことをあげる。アダムスミス(「見えざる手」とは、アダム・スミスが自身の著作で用いた言葉(概念)です。 具体的には、市場経済においてそれぞれが自己利益を追求すれば、見えざる手に導かれて社会全体で適切な資源配分をできるため、社会の繁栄と調和につながるという考え方を指します。)は間違っていた!?囚人のジレンマから導かれるさらに重要な含意は、たとえ個人が合理的に最適戦略をとったとしても、結果として社会全体の利益が最大になるわけではない、という教訓です。伝統的な経済学では、(完全競争)市場において「各々の経済主体が合理的に意思決定を行うと、結果的に効率的な配分が達成できる」という命題が導かれていました。
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戦争を予言した先生がいた

特に19世紀の後半から20世紀前半にかけての世界では、貿易や労働力の移動などを見ると現在に匹敵するものであったこと、資本移動については今以上に盛んに行われていたとが、歴史統計の整備によって確認されつつあります。 この19世紀後半からのグローバル化のことを第一次グローバル化と呼ぶ歴史家も増えてきた。それでいくと現代は第二次グローバル化の時代なのです。 ここで重要なのは、第一次のグローバル化が第一次世界大戦によって終わったということです。(グローバル恐慌の真相を読んで中野剛志・柴山桂太著) 経験からでは、グローバル化の先は戦争となっている。これは自由化が進めば、幸せな反面、摩擦が起こるということだろう。グローバル化自体がアメリカなどの先進国の押しつけ、と言う人もおり、先進国側が利益を最大化したいという狙いがあるということです。
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土地の高度利用と自身の反省

日本の国土面積は37.8万平方キロメートルで、陸地の0.3%、世界の1か国平均の約半分である。その6割強が私有地、4割弱が国公有地である。特徴は森林・原野が国土の大部分を占め、それを除いた可住地面積は21%にすぎず、欧米諸国など(アメリカ67%、ドイツ68%、フランス71%、イギリス88%)に比べて著しく低い。したがって、日本の可住地1平方キロメートル当たり人口や経済活動の密度は非常に高い。人口密度ではドイツの3倍、アメリカの22倍、過密というか、土地の高度利用というか、いずれにせよ大変な違いである。
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投資家の視点で世の中を見てみると

投資家の視点で世の中を見てみると、確かに「人は、ただ生きているだけで価値がある」のです。それは「経済とは何か?」を考えることであり、「お金とは何か?」を考えることにもつながっていきます。 経済って、よくわからない・・・。 経済とは、人間の生活に必要な商品と金銭との、生産から流通、交換と分配、それに消費などの諸活動のこと。 1円も稼げない赤ちゃんも、経済主体。
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女性の社会進出

女性が十分に能力を発揮して働くことが望ましい。 日本は、女性の就業が促進され、正社員も増加している。しかし、女性雇用者の半分以上は、依然として非正規雇用として就業している、日本、アメリカ、英国の3か国の女性を比較した場合、日本の女性は、読解力や数的思考力の能力が英米より高いにもかかわらず、特に子供をもつ女性がこれらの能力を仕事で使ってないことを(2017 川口)ようです。 仕事で、ITを使う頻度と、ITを活用した問題解決能力の高い人との割合を性別に国際比較した場合、女性は、仕事でITを使う頻度が低いといわれています。これは、女性は自分の能力を仕事で活用できていない、ということのようです。
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誰が世論を誘導しているか

日本の有権者が世論をどう考えているかについて、数年前ですが、朝日新聞社によって興味深い調査(政治意識世論調査)が行われました。それによれば、例えば「政治家は世論を作っている」と思っている人が20%、そう思ってない人が64%でした。また、「マスメディアは世論を作っている」と思っている人が50%、そう思ってない人が34%でした。さらに、「世論が誘導されている」という危険を感じ持っている人が合計で68%であり、それらの人々に、誰によって誘導されているか複数回答してもらったところ、政治家が25%、官僚が16%、財界が16%マスメディアが53%、テレビのキャスターが28%、学者・言論人が13%、インターネット12%、「国民の目に触れない実力者」が12%とう回答が寄せられました。この結果からもマスメディアの影響力の大きさ、特に、映像メディアの影響の増大がうかがわれます。
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温暖化するのしないの

太陽は今後の50億年間ほど、内部の水素を燃やしながら輝きつづけます。しかも時間とともに輝きを増し、トータルで約100億年という寿命を終えることになります。この過程で太陽はゆっくりと膨張し、いずれその灼熱の表面は地球の軌道にまで達してしまいます。すなわち、地球は太陽に完全に呑み込まれ、すべてが焼き尽くされて蒸発してしまうことになります。現在でも太陽は1億年あたり1%の割合で明るくなっています。そのため地球が受け取るエネルギーの量も多くなり、いまから10億年後には、地球の表面温度は100度を超えるのです。( 資源が分かればエネルギー問題が見える 鎌田浩毅著) このこととは別に、地近い地球の未来としては、球温暖化があります、地球温暖化の原因はガスが関係していますが、ガスには様々なものがあります。なかでも二酸化炭素はもっとも温暖化への影響度が大きいガスです。
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人の行動をかえるにはインセンティブが必要だ

人の行動をかえるためのインセンティブが必要です。インセンティブが人の行動を決めている、人はインセンティブによって行動しているということは、裏を返せばインセンティブの構造を変えることで、人の行動を変えることができるということであるし、インセンティブの構造を変えない限り人の行動は変わらないということを示唆している。
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いろいろありますが、私のダイエット法

ダイエットをしようと考えて何冊かのダイエットに関する本を読みました。 その中でしっくりくるなと感じたのは、それは新書だったんですが、東京大学医学部を卒業された予防医学の第1人者の小山内博先生が書いた、「生活習慣病に勝つ新常識~まずは朝食を抜く!~」でした。その中には、朝食を抜くことをすすめていました。 朝は食欲がないという人が少なくありません。 「朝食抜きは体に悪い」と言われても 「食べたくないから朝食は摂らない」と言う人は増えるばかりです。
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2,3年後あなたは何をしてますか

三年後あなたは何をしていますか?―戦略的発想の欠如。2010年3月、たまたま、「EUに対して日本がいかにして働きかけるべきか」という講演を聴いた。講師はステインハウス、英国国立行政研修学院欧州部長である。彼が講義の途中に面白いことをいった。「私は‘日本がいかにしてEUに働きかけるべきか’を日本の官庁、企業に助言してきました。私はしばしば相手に‘ところで2年後、3年後、あなたはどんな仕事をどういう風にしていますか’と聞きました。すると、相手は一瞬呆然とするのです。2年後、3年後の自分の未来に明確な計画がないのです。」当然の反応である。日本の官庁、企業の人に「あなたは2年、3年後何をどうしていますか」と問うても正確な答えは出てこない。ポストは会社や企業が決める。2、3年で移動する。仕事も同じ。何をするかを自分で決定するわけではない。これでは、「2年、3年後何をどうしていますか」とあらためて問われても、呆然とするのは当然だ。ステインハウスは続けて言った。「この点が日本人と英国人の違いです。英国人は2年後、3年後の自分の目標を持っている。そして、その目標をどう達成するかを常に考えている。」(日本人のための戦略的思考入門 孫崎享著より)
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