2021年4月に発令された経済産業省の新事業特例制度に基づき、電動キックボードのシェアリングサービスが行われており、大阪市内の一部や堺市の一部で実証実験が現在も行われています。
モデル地区で尚且つ認定を受けた事業者のみが使用するキックボードは、小型特殊自動車とみなされています。
それにともない、ナンバープレートはついていますが、ヘルメットの使用も任意で、一方通行の場合で“自転車は除く”と、標識の下に指示がある場合は、該当するキックボードは一方通行に従わなくてもよくなります。
今回Luup社が、OAP敷地内に、電動キックボード、電動自転車のレンタルポートを11月7日に開設したということで、行ってみました。(地元の人に聞くと、キックボードは数か月前から設置されていた、11月からは電動自転車です、ということでしたが)
2021年で、電動キックボード国内流通台数は1万8500台~2万台程度といわれています。急速に伸びている市場といえます。(令和3年度産業経済研究委託事業(国内外の電動キックボードに関する調査)社会システム株式会社より)
将来的なポジティブな面は
・MaaS (従来の交通手段・サービスに、自動運転やAIなどのさまざまなテクノロジーを掛け合わせた、次世代の交通サービス)としての展開
・都市のラストワンマイルを補完
・公共交通不便地域の新たな移動手段
・観光地内の新たな移動手段→外国人観光客含む
・通勤・通学の新たな移動手段→免許のない学生含む
・プライベートな近隣移動の移動手段
などが考えられています。
ネガティブな面は、マナー違反や事故の増加です。
この規制緩和の一環と考えられる、モデル事業ですが、その対象外の地域では、ナンバープレート付きの場合、原付と同じ、一方通行も標識通りですし、ヘルメット着用も着用義務があります。
道路交通規制では、どんどん厳しくなる傾向にあります。
それがこのモデル事業では緩和の方向に向かっています。大変注目したいところです。
自由には責任が伴います。
電動キックボードなとは、若い人が使用するイメージがあります。
事故が増えないよう願いますし、マナーも良く使用していただけると、観光業など経済にも良い影響あるということです。
Luup社のアプリ登録し、免許証登録もしました。
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