厚生労働省が中高年齢者に「何歳まで働きたいか」につて調べた結果、60歳以下までと回答したのは、28%にしか過ぎませんでした。60%以上の人がそれ以上働きたいと答えたのです。実際に高齢者の労働意欲が高いようです。男女を合わせた60代前半の労働力率が60%を超え、65歳以上でも35%を超えているようです。(労働力率は労働供給の指標で、働く意欲がある人がどれくらいいるかを示します)(高齢者うつ病 米山公啓著)
また、内閣府の平成29年版高齢社会白書をみると、現在仕事をしている高齢者の約4割が「働けるうちはいつまでも」働きたいと回答。70歳くらいまでもしくはそれ以上との回答と合計すれば、約8割が高齢期にも高い就業意欲を持っている様子がうかがえる。高齢者の就業状況についてみると、男性の場合、就業者の割合は、55~59歳で90.3%、60~64
歳で77.1%、65~69歳で53.0%となっており、60歳を過ぎても、多くの人が就業している。ということです。
キリンビール株式会社は同社のビール製品のキャンペーン活動の一環として、「日本人の夢調査」を実施した。学術的な調査ではないので、いろいろばバイアスがかかっている可能性があるが、結果は日本人の生活状況を反映した興味深いものとなっている。
同調査は、2012年12月、20代から50代の男女各100人、2013年度新成人の男女各100人の合計1000人に対して行われた。
現在かなえたい夢があるかという質問に対しては、76%の人が「ある」と答えている。だが夢があると答えた人の割合は年代が上がるにつれて下がってくる。10代と20代では80%の人が夢があると回答しているが、30代では74%、40代では69%と低下してくる。だが50代は75%と逆に上昇している。60代以降は不明だが、結構高い%になるのではないだろうか。いつまでも夢をもち諦めない姿勢は、生きて行くうえで必要ではないだろうか。
池上彰さんの、お父様は、死ぬ間際の病床でも、辞書を買ってきてくれといったいうことを本で見ました。このことは残される人々に大きな影響をあたえることは計り知れない。
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