2024-04

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学歴社会、偏差値社会の大元は福沢諭吉さん?

「吾輩は猫である」に見る近代社会の「飾り」 ところが近代になって身分制度が廃止されて社会がフラットになった時から、社会はダイナミック(動的)なのもに変質します。身分制度がないということは、自分の存在感を示すために自分を大きく見せる、飾ることが重要になってきます。 同時に競争意識も生まれてきます。福澤諭吉は「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」と平等主義を謳いましたが、同時に学問の大切さを説くわけです。つまり身分に関係なく学問を修めたものが上に立って国や社会を引っ張っていく。
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哺乳類から始まったうつ

哺乳類から始まった「うつ」。 そもそも、うつ状態が認められるのは、動物の中では哺乳類からだという。乳を与えて育てるという愛着の仕組みをもつ哺乳類は、子供や仲間を失ったときに、うつを思わせる反応をしたり、喪の儀式のようにみ...
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好きと仕事の関係

昔の人はよく言ったもので、「好きこそものの上手なれ」。好き嫌いの大切さを裏づける強力な論理である。好きなことでないと、人間は努力を投入できないし、努力が長続きしない。長期的な努力投入がなければ能力がつかない。能力がなければ、人の役に立てない。顧客に対する価値もつくれないし、競争にも勝てないだろう。好き嫌いの問題は一見仕事と距離があるように見えるが、実は常に経営の根幹に横たわっている。好き嫌いだけでは仕事にならない。その一方で、好き嫌いこそが仕事の原動力になるというのもまた真実。1人ひとりの好き嫌いをもっと仕事に持ち込む、好き嫌いが前面に出ているということが、経営者として、企業としてむしろ健全な姿だといっています。(経営センスの理論 楠木 建著より)
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高齢者の動作が鈍く感じる時があるのはなぜ

認知機能は使わないと衰えてしまいがちなので、高齢になったときもなるべくその機能を使うことで能力の低下をくい止めることができるようです。方法はそれぞれですが、認知機能に刺激を与え続けることが大切であるとされおり。認知機能が低下すると、次の動作に移るための命令がすぐになされないため、動作がゆっくりになってしまいます。また、判断にも時間がかかるようになりますが、判断力自体が低下しているわけではなかったりもします。このような状態になる原因の1つは、神経細胞から電線のように伸びている軸索の周囲にある髄鞘と呼ばれる細胞がこわれてしまうことのようです。
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ノリの良さ

友達からヒッチハイクに誘われて、やってみるのか、断るのか。 あるいは友人から面白そうなイベントに誘われて、参加するのか、しないのか。 イベント会場で積極的に話をしようとするのか、会場の隅で傍観者になるのか。 いずれもとるに足らない、些細なことだ。 しかしホリエモンさんは、あらゆる人の一生とは、こうした小さな選択の積み重ねによって決まってくるのだといっています。 これはチャンスの問題なのだ。
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お米の収量の話

【米の需給変化】 食料消費の多様化の中で、米の1人当たり消費は減り続け、過去の10年間だけでも約10%以上の減少をみた。他方で、生産技術の向上などで米の潜在生産力は強まっている。水稲10アール当たりの平均収量は1965年の390キログラムから、75年には450キログラムに、2012年には530キログラムに高まった。
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高次脳機能障害は何科にかかる

人の脳には、①手足や顔を動かす運動機能、②音やにおい、手触りなどを感じる知覚機能 ③記憶、認知、感情、言語などを支配する高次脳機能、という主に3つの機能があります。簡単にいうと、③の機能が損傷してしまうと、高次脳機能障害になります。このように脳の機能を単純に3つにわけてしまうと、高次脳機能は、運動や感覚・知覚では説明できない言語、動作、認知に関わる脳機能すべてを指していることになり、「え?ということは、精神活動全般のことになるんじゃないの?」と思われる人も少なくないのではないでしょうか。しかし、高次脳機能とは、あくまでも脳の機能で説明がつく神経機能のことです。
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他者を信頼できますか

不信社会日本。他者に対する信頼のない社会で人々が連帯することはおよそ不可能であろう。ところが、驚くべきことに、日本社会とは他者を信頼することが容易でない社会なのである。「一般的にいって、人々は信頼できると言えるか、慎重に接するにこしたことはないと言えるか」という問いに対して、いわゆる社会的信頼度の比較であるが、先進国においてはこの数値が最も低い国が日本なのである。用心のためにいくつかのデータを確認しておくと、Pew Research Centerの調査では、先進国の中での地位はもちろん、アジアの調査対象国中での最低の地位にあることがわかる。一方、World Values Surveyという別の調査の結果では、平均値を下回っているものの結果は改善される。ただし、質問を「人々はあなたを利用すると思いますか」と変えると、途端に先進国で最低の水準の地位に転落してしまう。(日本財政 転換の指針 井手栄策著)
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特許件数10年前と現在

日本は研究者の割合が多く、ICT関連特許件数は多い。 技術的なイノベーションの源泉となる基礎研究や応用研究、開発などに携わる研究者の数について述べられております。 雇用者千人当たりの研究者数をみると、我が国は2015年で10人となっており、OECD加盟国の平均で8人より多く、OECD加盟国の中では、11番目の高さとなっており、英国やアメリカ、ドイツといった国よりも多いということです。
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この道一筋はもうできない

日本人は「純粋型」志向が強く、「この道一筋」で1つの仕事をしている人が尊敬される傾向があります。でも、「この道一筋」とは、実は非常に地味な仕事についていう言葉です。人が「そんな仕事を一生できるかよ」というような仕事を黙々と続けることをいうのです。だから、たとえば政治家の仕事については、「この道一筋」といわない。人の関心は変わるし、状況も変わります。にもかかわらず同じ仕事を続けてきたということは、その仕事に一生を賭けるに値するような価値があり、「世間では地味な仕事と思われているけど、それだけではすまないんだ」と言いたいのだと思うのです。そこを誤解して、1つのことにこだわっていることそのものがいいことなのだと考える人がいます。でも、「この道一筋」は仕事についていう言葉であって、なにか1つのことにこだわる態度が大事なのではない。だから僕も、いつも「自分に専門なんてない」と言っています。と養老先生はいっています。(環境を知るとはどういうことか 流域思考のすすめ 養老 孟司・岸 由二)
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