【「自分を大きく見せたい」という意識が利用される】
≪京都大学医学部出身で少年院の監察医として働いている岡田尊司先生が、「マインド・コントロール」(文藝春秋)という本で非常に面白いことをいっています。
少年院で少年犯罪をみていると、ある共通点があることに気がつく。カルトとか暴力団とは暴走族に入って法を犯す人の多くが、そういう組織の中である種のマインドコントロールを受けているというんです。
というのも、そういう組織には独自のルールができあがっていて、そのなかで評価されるために自ら進んで犯罪的な行為に走るという構図がある。
法を犯す人の心理を探ると、多かれ少なかれそのようなマインドコントールが影響しているといわれますが、それは決して反社会的な集団や犯罪集団の中だけに見られることではない。いまの世の中にもよくある構図だと岡田氏は指摘します。≫
自立することと、マインドコントールを受けていないこととは、ちがうのだろうか。私は、親や家族にマインドコントールを受けてたように感じることがるが、がちがうのだろうか。親がこう思っているだろう。だからこうしたほうがいいのかな。こう言ってたな。そして親がこう思うであろうと考えて実際その行動を起こすとか、かなり影響を受けている。今でもそうです。
私は、睡眠が減ってくると、マインドコントールされるのではないかと、ふと考え、こわくなるときがある。だから、寝れるときは、きちっと寝てリフレッシュする。
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