日本は研究者の割合が多く、ICT関連特許件数は多い。
技術的なイノベーションの源泉となる基礎研究や応用研究、開発などに携わる研究者の数について述べられております。
雇用者千人当たりの研究者数をみると、我が国は2015年で10人となっており、OECD加盟国の平均で8人より多く、OECD加盟国の中では、11番目の高さとなっており、英国やアメリカ、ドイツといった国よりも多いということです。
労働力人口当たりの研究者数は、2020年において、多い順に見ると、韓国が160.4人、フランスが109.4人、ドイツが103.8人、日本が98.8人、米国が97.0人(2019年)、英国が93.1人(2019年)、中国が29.1人となっている。
技術的イノベーションの中間アウトカム指標として、特許件数を比較すると。ICTに関連するものとして、音響・映像技術、近距離通信技術、コンピューターテクノロジー、半導体、デジタル通信、決済プロトコルについて、2012年から2015年の特許件数のシェアをみると、中国、台湾、韓国、日本、アメリカの5つの国・地域で全体の7割以上を占めており、特に、日本、韓国は、ICT関連の特許数は多いということです。(平成30年度年次経済財政報告より)
2017年において、特許庁への特許出願件数は5年ぶりに減少から増加に転じたが、2008年からは、ずっと減少傾向です。
件数は、318,479件(2017年)である。2022年289,530(経産省)
国際特許件数は、アメリカが、56、673件数、中国が48、908件数、日本は、48205件数、ドイツは、18949件数、韓国は、15752件数となっている。(世界の国際特許件数)国際特許出願件数は2021年、72,782件で、過去最高であった2020年の67,634件を更に上回りました。2022年の世界の国際特許出願件数(全分野) 国際比較統計・ランキングです。
各国の国際特許出願件数(全分野)と国別順位は、
1位は中国の70,010件、2位は米国の58,818件、3位は日本の50,353件となっています。
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