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空洞化と海外売上比率

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「空洞化」とは「一国の生産拠点が海外へ移転すること(海外直接投資)によって(あるいは、それに伴う逆輸入の増加によって)。国内の雇用が減少したり、国内産業の技術水準が停滞し、さらには低下する現象」であるとされています。その意味で、「空洞化」とは、まず国内雇用の減少、すなわち雇用の空洞化を意味します。さらに国内技術水準の停滞、もしくは競争力の低下、すなわち技術の空洞化ということになります。そしてこれに付け加えるのであれば、本来日本に還流すべき資金が海外に向かってしまうという資金の空洞化となります。これら3つが「空洞化」への懸念の総体であるとみることがあります。(空洞化のウソ 日本企業の「現代化」戦略 松島大輔著)

海外事業における日本企業の課題とバリューアップ実現のためのアプローチ2018年9月UP(KPMGという会社)をみると、調査産業部門や企業数は不明ですが、海外収益比率33.7%(2013年)、36.7%(2017年)となっており、海外収益の比率が2016年は下がりましたが、相対的に年々増加している。海外売上率比率では、39.2%(2017年)となっている。現在は海外売上高比率は20%弱というこののようです。(フロンティアアイオンライン)ということで、現在は、海外での収益比率が低下しているように考えらます。2016年頃から明確に下降している。2019-2020の差、化学系、精密機械系、繊維系がマイナスが大きかったようです。(株式会社国際協力銀行)

医薬品大手は高い海外収益性(62%)、武田製薬80%以上があるという報道もありますが、どのようになっているのでしょうか。

2016年以降、日本製品が海外でうれていないのか、それとも、抑制策が功をそうしているのか。コロナが終わり、これからがきになるところです。

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